新居に引っ越してから早1ヶ月。ついに初回点検の日がやってきた。
ヘーベルハウスでは通常、アフターサービスはホームサービス担当という建築中には関わることがなかった担当者が実施する。エリアごとに担当者が割り振られており、私たちも引き渡しの時には担当者名のみを伝えられていた。
1ヶ月点検前日
1ヶ月点検前日。家中の点検を自ら始めるリケ男とここぞとばかりに家中の掃除をし始めるリケ子。リケ子が熱心に部屋中を掃除している間に、リケ男の気になるポイントはどんどん増える。(とは言ってもヘーベルハウス。工事自体は丁寧なのでめちゃくちゃ一生懸命見ました。)
- 何箇所かのクロスとクロスとのつなぎ目に隙間ができている。
- お風呂の中から脱衣所方向に向けてシャワーをかけると脱衣所に水が漏れる。
- クロスが浮いている。
- 一度も使っていない1階の洗面台に傷!!(これは1ヶ月点検の前からフライングヘーベルにずーっと言っている。)
1ヶ月点検当日
ピンポーン
ちゃんと時間通りに到着した点検担当者。初めまして・・・と思いきや、見たことのある顔がインターフォンに映っている。フライングヘーベルと現場監督の二人組wあれ?ホームサービス担当者は?と思っていると、フライングヘーベルが口を開いた。
フライングヘーベル「リケ男さんとリケ子さんの1ヶ月点検は、私たちの方で確認させていただきますので〜〜。」
どうやらホームサービス担当者は来ないようだ。点検をしてくれれば誰でもいいわけだが、わざわざ工事課のリーダーが出向くなんて・・・w相当問題児扱いされていると思われるリケ男。
フライングヘーベル「わぁ〜綺麗に掃除されていますね〜。」
リケ子「ふふふ、そんなことないですよ〜。(←嬉しそう、そして普段は全然掃除していない。)」
何度も会ったことのある相手でもあるので、挨拶もそこそこに前日に見つけ出した気になるポイントをここぞとばかりに案内し始めるリケ男。
リケ男「ここのクロスとクロスの間に隙間が出来ててー」
フライングヘーベル「現場監督さ〜ん」
リケ男「ここのクロスもですねー」
フライングヘーベル「現場監督さ〜ん、次はこっちで〜。」
リケ男「ここもです〜。次こっちです〜。」
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フライングヘーベルに気になるポイントを伝える→現場監督が黙々と直すの繰り返し。
なかなか人使いが荒いフライングヘーベルw自分の手は一切汚すことなく、現場監督に次々と作業をさせる。ちなみにクロスの継ぎ目に隙間が出来てしまうのは新築の家にはよくあることのよう。
この現象自体は、家に使われている木材や接着剤でぬれたようになっている壁紙が収縮することによって起こるためで、新築してから1〜2年は起こりやすいとのこと。
この日、現場監督もコーキング剤で補修をしていたが、コーキング材(コークボンド)自体はホームセンターでも買うことができるので、家の壁にあった色を選んで自分で補修することも可能と言われた(つまり、次は自分で頑張ってね、ってことですかね?)。
もちろん気になるところの作業だけではなく、基本的な設備の点検や換気扇や24時間換気用のフィルターも点検。
フライングヘーベル「現場監督さ〜ん、それではこちらのフィルターを外してください〜。」
現場監督(カパッ)
フライングヘーベル「うん、今は冬ですし全然大丈夫ですね〜。夏とかになると、虫とかも溜まってしまうのでこまめに手入れしてくださいね〜。」
フライングヘーベル「では、次はキッチンの換気扇行きましょうか〜。こっちも全然ですね〜。油がたまる場所があるんですけれど、この油溜めがいっぱいになっている家なんて、ほとんど見たことないですね〜。」
家の中は一通り点検がされたようだったが、以下については今回は保留。
- お風呂の中から脱衣所方向に向けてシャワーをかけると脱衣所に水が漏れる。
- クロスが浮いている。
- 一度も使っていない1階の洗面台に傷!!(これは点検の前からフライングヘーベルにずーっと言っている。)
1つ目はTOTOの業者を呼んで点検予定。クロスの浮きについては、現場監督だけでは対応ができないようなので、後日クロス屋さんを呼んでの作業となるようだ。そして問題の3点目!傷がついているのは、洗面器の部分。
実はこれについては一悶着あった。この傷を見つけたのは入居したわずか数日後のこと。入居前の施主点検で気づかなかったのが悔やまれるが、1階の洗面台は気づいた時点でも一切使っていなかった。それなのに傷がついているなんて工事時点での傷に決まっている!早速フライングヘーベルに電話。
フライングヘーベル「う〜ん、洗面台ですかぁ〜。う〜ん。」
なかなか直すとは言わないフライングヘーベル。洗面台の傷だけを直すことは当然出来ないので、一式取り替えの必要がある。かなり手間がかかることは間違いないが、検討すると言ってはくれたものの、その後もなかなか返事はなかった。もちろんリケ男は交換されるまで絶対に引かない。何度も問い合わせをし、ようやくフライングヘーベルが折れた。
フライングヘーベル「1ヶ月点検には間に合いませんが、工事を手配しますんで〜。」
ということでこの洗面台も保留。いつまでも点検や工事が終わらないリケ男とリケ子のヘーベルハウス。次の日程の約束をした後、フライングヘーベルと現場監督は帰るのかと思いきや、現場監督があるものをくれた。
現場監督「こちら良かったら見てください!」
差し出されたのは、建築中から完成までの写真データ入りのデジタルフォトフレーム。現場へ見学も何度も言っていて写真も撮りまくっていたつもりだったが、もちろん毎日張り付いていたわけではないので、これは嬉しいプレゼント!テンション上がる!!!
気分を良くしたリケ男とリケ子に、フライングヘーベルがあるものを差し出す。
アンケート!!
フライングヘーベル「こちらアンケートです〜。現場監督さんのところはかなり丁寧に工事されていますので、そちらも含めて評価していただけると嬉しいです〜〜。」
やんわりとした口調の割にめちゃくちゃプレッシャーをかけてくるフライングヘーベル(絶対腹黒)。まぁまだ工事終わっていないし、書かないけどね!w まだまだ工事が必要な箇所を残しながら、1ヶ月点検が終わった。