実はもうすぐ第一子が誕生するリケ男・リケ子です。
自分が体験してみてわかったのですが、出産までに準備が必要なものって沢山。しかも何をどれだけ用意していいのか全然わからない。
そんな中、注文したのがフィンランド・ベイビー・ボックスです。初めての子供で何を準備したら良いか全然わからない(まさに私達ですがw)!そんな方にオススメです。
フィンランド・ベイビー・ボックスとは?
簡単に言うと、ベビー服・グッズと寝具が入ったセットです。
発祥の国・フィンランドでは、子供ができた家庭にこのベビーボックスが無料で政府から配られるようです。お金かこのボックスかを選ぶことができるみたいですが、何て素敵な社会システムなのでしょう!
ちなみにセットの中の服のサイズは、新生児から1歳までのものです。
フィンランドの会社が販売している
販売をしているのはFinnish Baby Box というフィンランドの会社です。ホームページは日本語もあります。(ただし返品について等は日本語の記載はないようです。)
ベビーボックスは3種類!
フィンランド・ベイビー・ボックスから販売されているボックスは3種類。
オリジナル版 フィンランド・ベイビー・ボックス
ムーミン版 フィンランド・ベイビー・ボックス
オリジナル版 ミニ・フィンランド・ベイビーボックス
画像はFINNISH BABY BOX HPより
オリジナル版から寝具が抜かれたバージョンです。ベイビーボックスは欲しいけれど、もう寝具を用意しちゃった!もしくは二人目でフルセットは要らない!という方向け。
ムーミン版のミニ・ベイビー・ボックスはないようです。
今回我が家はオリジナル版 フィンランド・ベイビー・ボックスを頼みました。
箱は赤ちゃんのベッドになる
日本では全くメジャーな方法ではないですが、フィンランドでは赤ちゃんを箱の中に寝せるようです。
見た目はただのダンボールですが、このダンボールが各家庭に支給されるようになってから、不要な寝返りを防ぐことができ、乳児の窒息による死亡率が低下したとのこと。フィンランドは乳児死亡率の低さが世界一だそうです。
ベイビーボックスの値段
気になるお値段ですが、どのボックスを注文するかで異なります。
- オリジナル版 フィンランド・ベイビー・ボックス :399ユーロ
- ムーミン版 フィンランド・ベイビー・ボックス:599ユーロ
- オリジナル版 ミニ・ベイビーボックス:199ユーロ
私たちが購入したオリジナル版のベイビーボックスは、購入時の為替で54,000円。決して安くないなーという印象です。
ムーミン版も可愛いですが、流石に高いので諦めました。
西松屋より高く、ミキハウスよりは断然安い?
値段だけ聞くと高いかなと思いますが、実際コストパフォーマンス的にはどうなのでしょうか。中身の詳細はまた後ほどレビューしますが、ミキハウス・西松屋と中身の値段を比較してみます。
西松屋 | ミキハウス | |
---|---|---|
肌着 2枚 | ¥950 | ¥4,000 |
帽子 1つ | ¥500 | ¥3,000 |
タイツ(新生児) | ¥500 | ¥2,000 |
ウェア(新生児) | ¥500 | ¥5,000 |
ツーウェイオール | ¥1,000 | ¥6,000 |
ズボン 6つ | ¥4,500 | ¥18,000 |
ウェア 7枚 | ¥8,400 | ¥42,000 |
スタイ | ¥300 | ¥800 |
帽子(冬用) | ¥600 | ¥4,000 |
アウター | ¥2,000 | ¥12,000 |
フリースアウター | ¥2,000 | ¥8,000 |
寝具 | ¥7,000 | ¥32,000 |
エプロン | ¥500 | ¥1,200 |
合計金額 | ¥29,750 | ¥138,000 |
お店やメーカーで、売っているものが同じではないので、単純に金額を比較することは難しいのですが、やはりミキハウスは高級。
コスパ抜群で知られる西松屋ですら、ベイビーボックスに入っているものを同じように用意すると30,000円近くかかります。
赤ちゃんのグッズを揃えるのはワクワクする反面、時間も手間もかかります。揃える時間や手間を考えると、このベイビーボックスのコストパフォーマンスはなかなかな気がしますね。
ベイビーボックスの注文方法
ベビーボックスはインターネットで注文し、輸入する形になります。輸入と聞くと構えてしまうのですが、日本語でも注文できるので安心!
注文はこちらから。
ボックスのカスタマイズ
注文にあたっては、いくつか質問に答える必要があります。
- 赤ちゃんの出産予定時期
- 赤ちゃんが最初の1年に住む場所(日本国内の場合、日本を選択)
- 冬の気温
ボックスの中身を回答次第で、産まれてくる赤ちゃんの環境に合わせて、カスタマイズされていく形です。
具体的なオーダー方法
オーダー方法を画像で説明します。
上にも貼ったホームページ(トップページ)の下側に「ボックスをカスタマイズする」とあるので、そちらをクリック。
この質問はスキップしてもオーダーは可能なようです。
自分用かプレゼント用かをクリックします。
我が家は9月が出産予定日なので、「9月」を選びました。誕生予定月を選ぶことで、赤ちゃんの成長に合わせた内容で届けてもらえるようです。
最初の1年の居住地域を選びます。
冬の気温を選びます。我が家は埼玉県在住なので、「寒い」を選んでいます。
ここでオリジナル版かムーミン版か希望する方を選択。
(というかサマーセールされている・・・ショック!)
オリジナル版かムーミン版かを選択するページを下へスクロールすると、「ご購入はこちら」と出てくるので、そこをクリック!
連絡先、届け先の住所、支払い用のカード番号などを入れて、「支払う」のボタンを押せば完了です!輸入になるので、住所はローマ字で記載する必要があります。
英語での住所の入力方法
なかなか難しいのが英語での住所の入れ方ではないでしょうか。変換してくれる便利なサイトもあるので、活用すれば特に迷うことなく、住所入力もクリアです!
割引クーポンの入手方法!(日本語でも対応可能)
2019年8月末時点では、サマーセールが行われているようです。
- オリジナル版 フィンランド・ベイビー・ボックス :399ユーロ →299.25ユーロ
- ムーミン版 フィンランド・ベイビー・ボックス:599ユーロ → 449.25ユーロ
私が購入したのはサマーセールが行われる前でしたが、割引クーポンがあるとの噂を入手!普通ではあまり考えられないのですが、販売している会社(FINNISH BABY BOX)へメールで直接問い合わせをしてみたら、クーポンを入手できました!
私が送った英語メールはこんな感じ。以下の文章をコピペして問い合わせ先に送れば、もしクーポンがあれば教えてもらえるはず!
メール件名:Regard to discount code
To whom it may concern,
I am thinking about buying a baby box from you to prepare for my baby.I just would like to know if there is any discount code that I can use at the moment.Thank you in advance,(署名)
問い合わせ先はHPに記載がある通り。メールで問い合わせをしましたが、Facebookのメッセンジャー機能でもすぐに返信がもらえました!
メールの返信もかなり早く、問い合わせしたその日中に返信が!対応が早くて感動!
今回は英語で問い合わせをしましたが、日本人と思われる方から英語でメールが返ってきたので、おそらく最初から日本語でもOKだと思います!
メールで教えてもらったディスカウントコードで、日本円にして3000円ほど安くなりました。
発注から届くまで
ホームページ上で発注したのが2019年6月25日。
首を長くして待つこと3日ほど。6月28日には梱包が完了し、フィンランドから出荷待ちであるというメールが来ました!対応が早い!そしてメールは日本語でした!
出荷中でも、メールに貼られていたリンク先から配達状況がわかって安心です!
FINNISH BABY BOXの会社から梱包が終わったと連絡が来てから6日後。ついに我が家にベイビーボックスが届きました!
送料は無料、税金は返金してもらえる
送料は無料ですが、我が家にフィニッシュベイビーボックスが届いた時に、郵便局の方から税金の支払いがあると伝えられました。輸入品に該当するため、フィンランドから発送する時には支払うことができず、どうしても日本の届け先で支払う必要があるようです。
ちなみに私が支払ったのは、2,400円でした。
支払った金額と領収書の写真(領収書1枚・課税通知書1枚)をFINNISH BABY BOXへ連絡すると、支払ったクレジットカードへ返金してもらえました。
中身レビュー
箱自体が赤ちゃんのベッドにもなるので、当たり前ですが結構大きいです。私が使っているスリッパと比べてみるとこんな感じ。
箱の大きさは、幅70cm、奥行き44cm、高さ27cmです。
輸入品独特の匂いがする
中身も綺麗に包装されていて、入っているベビー服もグッズも可愛い!大満足!・・・といきたいところですが、なんか臭い・・・。
そう、輸入品独特の匂いがするんです。
これじゃあ赤ちゃんは寝られません。というか部屋に置いておくのも臭いです・・・。
臭いので箱を外で干してみた
晴れた日を狙ってベイビーボックスと洗濯はできなさそうなアウターを干してみました。
お昼頃から夕方まで半日ほど干してみましたが、結局まだ臭い。合計で日の出ている時間はほぼ丸一日、外で干すとやっと匂いが消えました。
服は水通しで匂いが消えた
服は洗濯機で水通し。洗剤は入れずに、水洗いだけで試してみましたが、1回洗うだけで変な匂いはすっかり消えていました!
サイズ表示は日本向けはなし
ベビー服のサイズ表示は、ヨーロッパ、アメリカ、カナダ、中国での表記のみ。日本向けのサイズ表記はありません。
以下の通り、アメリカ表記だと「M=Month(月)」。例えば3Mは3ヶ月の赤ちゃん用なので、私はアメリカ表記でサイズを把握することにしました。
参考年齢 | 日本 | アメリカ |
---|---|---|
0〜3ヶ月 | 50 | 3M |
3〜6ヶ月 | 60 | 6M |
6〜9ヶ月 | 70 | 9M |
9〜12ヶ月 | 80 | 12M |
ちなみに全てのベビー服にサイズ表記が付いているわけではなさそうなので、公式サイトの製品説明を見ながらサイズを確認しました。
洋服は日本未上陸のフィンランド子供服ブランド・REIMA製品
REIMA(レイマ)というフィンランドの子供服ブランドのようです。
https://www.reima.com/int/Babies/c/b
上記リンクは英語版のサイトですが、やっぱり可愛いベビー服ばかり!日本にもぜひ上陸してほしいブランドですね。
上の画像のベビー服はムーミンのベビー服。2019年8月末時点で半額になっているようですが、元の値段から見ると上下セットで3,000円くらいの値段設定。
北欧の物価自体が高そうなので単純に比較して良いかはわからないですが、ユニクロより若干高めといった感じでしょうかね?
もちろんまだ我が子は産まれていないので、実際着たわけでもなく何ともですが、生地はしっかりしている気がします。
肌着
肌着はこちらの2種類。
両方ともサイズを比べてみると同じくらいに見えますが、左側の真っ白の長袖のものが新生児用(0〜2ヶ月)で、右の少しアイボリーっぽい肌着が1〜4ヶ月用とのこと。
流石に肌着が2枚では足りなさそうなので、他にも肌着を揃えました。
ウェア
0〜2ヶ月用
柄が北欧らしく可愛い。脱ぎ着が簡単になるようにジッパーが付いています。
ちなみに水色のウェアですが、袖を折り返すとミトンになって便利そう!
3〜8ヶ月用
柄が北欧らしく可愛いウェア3点。こちらは3〜8ヶ月用とのこと。こちらはジッパーではなく、スナップが付いています。スナップが複数箇所にあるので、サイズの調整もできるようです。
我が子がこのウェアを着るのはおそらく年末年始から春先くらい。なので届いたウェアは全て長袖でした。
6〜12ヶ月用
どれをみてもやっぱり可愛い柄。こちらも両方とも長袖です。12ヶ月まで着られるようですが、埼玉の夏は暑いのでこれだと暑いかな・・・。
パンツ
左側が1〜4ヶ月用、右側の赤いパンツが3〜8ヶ月用みたいです。ただパッとサイズを比べた限り、赤いパンツは小さく見えます。生地が伸びるってことかなぁ・・・
こちらのパンツは左の二つが3〜8ヶ月用。右の青いパンツが6〜12ヶ月用。ウェアと違って割とおとなし目の柄です。
6〜12ヶ月用のパンツです。ウエストに折り返し部分があり、折り返すことでサイズの調整ができるようです。
タイツ
流石寒い国から届いた商品だけあって、防寒グッズはバッチリです。タイツは0〜2ヶ月用。日本ではなかなかお目にかかることのない鮮やかな色が印象的です。
スタイ
またまた北欧らしい柄のスタイ。公式サイト上は6〜12ヶ月が対象月齢となっています。新生児からは使えないんでしょうかね?
帽子
新生児用の帽子はかなりシンプル。真っ白です。
もう一つは防寒用の帽子。公式サイトによると、外出着の中身は誕生予定月で異なるようですが、我が子は夏・秋生まれの予定なので、かなり暖かそうな帽子が入っていました。裏地も付いているので安心です。
外出着
まず一つ目はフリース素材の外出着。手触りがよく気持ち良い!サイズはアメリカ表記で3-6Mとなっています。9月生まれの我が子だと、丁度冬に着られそう。産まれてくる子にベストなベビー服を選んでくれているのがわかります。
スキーウェアのような外出着。下の方までジッパーが付いているので、着させやすそうです!
食事用エプロン
食事用エプロンはベビービョルンのもの。ベビービョルンはフィンランドではなく、お隣・スウェーデンのブランドです。
同じものをベビービョルンのHPから購入できそうです。ベビービョルンからの購入だと、色は6色から選ぶことができるようです。
ぬいぐるみ
ぬいぐるみも手触りが抜群!こんなに可愛いのですが、届いたものは臭かったです。洗濯機で洗うのはかわいそうなので、水につけて干しました。
寝具
左からタオルケット、防水シーツ、フリースのブランケット、おくるみ、ガーゼケットです。防水シーツはペラペラで若干不安になりますが、他のものは素材は良さそう。フリースは外出着と同様、手触りが良い。
普通のシーツです。ボックスの中にスポンジのようなベッドマットが入っているので、それに被せて使います!
ボックスの中身がリニューアルされている!
以前にベイビーボックスを注文された方のブログなどを見ると、ベビー服や寝具だけではなく、哺乳瓶やオムツ、ミトン、授乳パッドなども入っていたようです。
ただ私のボックスをどこを見ても、そんなものは見当たりません。気になったので、フィニッシュベイビーボックスへ問い合わせをしてみました。
回答を要約すると以下の通り。
実際にベイビーボックスを注文してくれた方からアンケートをとった結果、結局使わなかったものや別のものに変えて欲しいなど要望が多かったものについては、リニューアル時にボックスに含めないことになりました。
その代わり、洋服をより高品質なものへアップグレードし、おくるみをセットに追加しました。
今回のリニューアルでなくなったと思われるものは以下の通り。
- オムツ
- 哺乳瓶
- ミトン
- 靴下
- 歯ブラシ
- ヘアブラシ
- フード付きの防寒用帽子
- 羽毛布団
- 赤ちゃん用の寝袋
- 授乳パッド
- コンドーム
フィンランドベビーボックスを頼んでみての感想
まだ実際に使ってはいないので、実際の使ってみてどうかはわからないですが、まず全てが可愛い!北欧雑貨が好きな方であれば、自信を持ってオススメできます!
初めての子供で何を用意していいかわからない、準備はしたいけれど時間がないという場合でも、ある程度のものは入っているし、輸入品でも注文から届くまで1週間くらいだったので、本当に安心でした!
実際に使ってみてのレビューはまた後日、産まれてからお伝えできればと思います!
これからもベビー・育児グッズなどのレビュー予定です。更新情報が届きますので、ぜひ読者登録をお願いします!