最初からこだわり続けていたマルチアイランドを諦め、新たな間取り作成へと移ったリケ男とリケ子。いよいよ新しい間取りが出来たようだ。
まずは1階から。(打合せ後の図面のため書き込みがあって見難くなっております)
玄関
シューズクロークを915mmより広めに設定していあるので、玄関側のスペースを食いつぶして玄関は親子ドアは採用できない。ただし、親子ドアの親子両方を開放することなんてほぼないため、この点では問題なし。玄関横のガラスも入れられないけど、防犯上どうなんでしょう。何となく不安ですかね。
YKKap サイトより
このドアの左右の部分。もちろん防犯仕様になっていますが。
階段
階段は1坪サイズ。階段下を有効活用するために床下げ収納にしてらう事に。
やっつけヘーベル「階段下なんですけどこのままだともったいないので、収納にしましょう。」
リケ男「そうですね」
やっつけヘーベル「床下げの方が容量アップできるので、それでいいでしょうか?」
リケ男「お願いします」
ブルー建築士「あ、そうだ。床下げなんですけど、これは地下水位によって採用できないので検討が必要になります。」
リケ男(そう言えば、久喜の展示場に行った時店長さんがこう言ってたな)
久喜の店長「展示場は何でもありなんですよ。例えば、この土地は地下水位が高くてダウンフロアは採用できないんですけど、展示場なので無理やりやっているんです。」
リケ男「そうなんですね。でも、ここって周りよりちょっと高い土地だから大丈夫ですよね。」
こうして床下げ収納(約10万)が追加された。
洗面スペース
お風呂・脱衣・洗面台そしてトイレ。この塊は結構なサイズを使ってしまう。洗面台が普通のサイズであればコンパクトになるが、こだわりの洗面スペースは変更できない。
リケ男「お風呂のバスタブですが、向き変えてもらってもいいですか?」
やっつけヘーベル「あ、はい。可能ですけど、何で変更するんですか?」
リケ男「何か、入り口正面にバスタブがあると狭く感じるというのを聞いたことがあるので、変えた方が良いかなーとと思いまして・・・。」
やっつけヘーベル「分かりました」
寝室
寝室とWICの組み合わせ。寝室は寝る以外用事がないため必要最低限の広さでOK
リケ男「ここのPSってあるじゃないですか。これってもう少し離せないですか?」
やっつけヘーベル「出来るだけ遠くへ出来るか検討します。」
このPSという記号はパイプスペース。2階で排出される排水(キッチン・お風呂・トイレなど)がここを通る事になる。流れる時にゴポゴポ音が鳴るような気がして、出来るだけ離してもらう事を依頼した。
2階収納
階段を上って右へ向かうと(図面上左)2畳くらいの収納がある。コートなどはここに収納してからリビングへ向かう動線だ。
リケ男「階段上がってすぐトイレなんですね。トイレの横がリビングなんですよね?これって音が気になるんですけど、収納の方にトイレを移動することはできませんか?」
ブルー建築士「収納の方なんですけど、そこはキャンティ―しているところなので、配管が通せないんですよね。それに、壁や床・ドアを防音タイプに変更すれば問題ないと思います。」
音には人一倍敏感なリケ男は、防音タイプでも信用できないため場所の変更をお願いした。
キッチン
キッチンはペニンシュラタイプに変更されていて、さらに造作の壁が出来ていてそこに食洗機を収納できるようになっていた。
リケ男「キッチンのコンロとシンクを左右入れ替えてもらえませんか?」
ブルー建築士「えっ、左右を入れ替えるんですか?」
リケ男「こっちの方が好きなんです。」
本当は、食洗器の洗浄時の音がうるさいからなるべく遠ざけたいと思っていた。さらに、コンロとテーブルが近いと、なんだか便利そうな気がしていた。でも具体的な利用方法が思いつかないのでとりあえず、好きってことにした。
ブルー建築士「うーん。どうしよう。」
やっつけヘーベル「どうしたの?」
ブルー建築士「換気扇の配管ってすごい太いのを使っているんですよ。その配管は梁の穴を通すことができないので、どこか天井を下げないといけないんです。」
ヘーベルハウスWeb 梁の穴
一同「・・・」
ブルー建築士「収納の中の天井を下げることによって可能になるので、まずはそうしておきますか?」
こうしてとりあえずキッチンの向きは決定。もちろん食洗機は深型を選択。
リケ子「あのー。パントリーは?」
ブルー建築士「いま、食器棚の隣を造作のテーブルにしているのですが、これをやめてパントリーにしますか。薄くても壁一面にすればかなりの収納量になりますよ」
そらのま
そらのまは4.5畳くらい。スカイウォールで囲まれた空間は外の誰にも邪魔されない。ただし、そらのまへのアクセスは右側の扉のみ。イメージは2方向からのアクセス。
ヘーベルハウスWebより
そうそう。こんな感じ。
リケ男「北側に窓入れられないですか?」
ブルー建築士「ここかー。FIX窓なら入れられるかもしれません。」
リビング
畳スペースとリビングエリア。畳でゴロゴロしながらテレビを・・・
リビングに柱と壁が出現
リケ男「・・・柱ですか?」
やっつけヘーベル「・・・ですね」
リケ男「壁で仕切られているんですね・・・」
やっつけヘーベル「・・・ですね。キュービックは梁勝ちですが、FREX(フレックス)では柱勝ちのため、1階と2階の柱の位置は同じ位置にしないといけないんです。さらに、この部分はキャンティ―させているため柱がどうしてもこの位置に来てしまいます。」
ヘーベルハウスWebより
リケ男「6.4mまでいけるんですよね?」
ブルー建築士「強度的な問題もあるので・・・」
どうやらどこでも6.4mまで伸ばすことができるわけではないようだ。とりあえず壁は外して柱だけにしてもらう事に。
このソファーを買い替えたくなったら、そらのまに行くスペースを空けられるサイズの物を購入しないといけないという制約が出来てしまう。畳スペース・・・邪魔だな。
リケ男「なんか、この畳スペース邪魔ですよね」
ブルー建築士「ですよね。ですよね。ですよね!!!」
なんか、すごい勢いで畳スペースを廃止する方に同意してきた。
リケ男「最初に作ってしまうと後から移動できないから、最初は無しの状態にして、後で必要になったら買えばいいかな。」
ブルー建築士「それ良いと思いますーー!!畳スペース止めちゃいましょ。」
こうして畳スペースは廃止された。
畳スペースでゴロゴロしながらパソコンをすることを考えてこのスペースを死守してきたけど、好きなテーブルを買って好きな場所に設置するのが一番いい気がしてきた。
3階
階段を上った先に洗濯物エリアと収納。右側には部屋が2つ。部屋は今流行りの後から壁を作るタイプに変更してもらった。
リケ男「最初から壁を作るタイプと、後から壁を作るタイプだと違いますか?」
やっつけヘーベル「最初から作ってあった方がよりしっかりしているというか、音などいろいろな面を含めてしっかりしていると言えます。ただ、家族なのでそこまで気にならないと思いますよ。可動式の収納などを利用してもいいですし。まだまだ変更可能です!」
こうして3階建ての間取りがまた修正されることになった。