間取りが決定した後はインテリアの打ち合わせ。インテリアの打ち合わせは、インテリアコーディネーターが担当するようだ。やっつけヘーベルから紹介されたのは、ベテランだという細身の女性インテリアコーディネーター。オーガニック食材と無印良品の雑貨が好きそうな見た目(完全なる偏見)。
事前にやっつけヘーベルやブルー建築士に、フローリングの色や2階のリビングの雰囲気などを伝えていた。ヘーベルハウスでは契約後にカタログが渡される。その中にテイストごとで9つのインテリアスタイルが載っている。以前からインテリアの好みは、「オキナワマリオットリゾートアンドスパ」と繰り返し伝えていたリケ子。
オキナワマリオットリゾートアンドスパ客室の例
求めるインテリアスタイルは「ラグジュアリー」か「ハイスタイル」で迷うことはなかった。が、間取りに至っては、提示されたプランをことごとく別物にしてきたリケ男とリケ子。今回は何回プランが修正になるだろうか・・・
インテリアでまず決めたのは、壁紙(クロス)の色。カタログの中から選べば、こちらは追加料金もなし。つまりカタログの中から選べば、すべての部屋にアクセントクロスを取り入れたって追加料金がない。
ヘーベルハウス クロスの一例
リケ子「え~追加料金ないんですよねー?そしたら、1階のウォークインクローゼットは青で、2階のリビングも色を変えたいなあー。そうそう、羽田空港のJALラウンジのクロスが深緑で素敵なんですよー。あ、でも似たような色ないなあ。うーん。」
JALサクララウンジの壁紙
リケ男「・・・」
アクセントクロスというものは、居室の壁の一部を異なる色のクロスで仕上げることだ。最近は流行っているらしく、モデルハウスで盛んに取り入れられている。調子づいたリケ子とオーガニック系は、すべての居室にアクセントクロスを設定していった。
オーガニック系「アクセントクロス良い感じに設定できましたね。次は、出入口の建具ですが、どれになさいますかー?」
リケ子「どれが追加料金かからないものですか?追加料金がないものにしまーす」
オーガニック系「巾木はどれになさいますかー?」
リケ子「どれが追加料金かからないものですか?追加料金がないものに(省略)」
オーガニック系「玄関の手摺はどうしますかー?」
リケ子「どれが追加料金かからないものですか?追加料金(略)」
とりあえず追加料金がないものを選び続け、そしてリケ男がほぼ発言しないため、あっさりと打ち合わせは終わった。
インテリアの打ち合わせはあっさり終わりそうだ。でもこれで本当に良いのだろうか。