ヘーベルハウスで2回目の仕様確認
前回の記事の通り、打合せの時にはA3の用紙に書かれた項目に沿って、家の仕様などを決めていく。「この間取りなんだかしっくりこないな・・・」などと思いながら、エクセルで自作の間取りを作ってはボツ、作ってはボツにしているうちに、1週間がたち、ついにA3の用紙に沿った打ち合わせの2回目がやってきた。やっつけヘーベルによると、大体の人は3回でこの用紙に沿った打合せが終わるらしい・・・つまり私たちもあと2回で終わるはず・・・。
この日はやっつけヘーベルは手が空いていなかったらしく、2級建築士と打ち合わせをすることに。契約の時に会って以来、この2級建築士と会う機会はなかったため、今回2度目。家を建てる前までは勝手におじさん建築士と打ち合わせをするイメージを抱いていたが、2級建築士は若い女性。前回の打合せの内容はもちろん、やっつけヘーベルから引き継がれているようで、前回ほぼ全ての項目が保留になっていたが、そんなことを気に留める様子もなく、どんどん別の項目へ進む。
2級建築士「キッチンですが、ご契約いただいた時から変更なく、ヘーベルハウスのオリジナルマルチアイランドでよろしいですか～？？」
リケ子「大丈夫です！！（食い気味）」
2級建築士「ちなみに食洗機はつけられますか？？」
リケ男とリケ子は食洗機を普段から愛用しており、ほぼ手洗いはしない。料理に使ったフライパンや鍋すらも無理やり食洗機に入れ込む（押し込む）。つまり食洗機は私たちの生活にはマスト。しかも今の生活では、二人暮らしにも関わらず、鍋などの調理器具すら食洗機頼みのため、食後に2回食洗機を使う事もしばしば。
リケ男「食洗機はマストですね。今も食洗機を使っていいるので、食洗機の大きさによってはそれも外付けして一緒に使う感じかなぁと思うんですけれど・・・」
2級建築士「この展示場のマルチアイランドのキッチンにも食洗機がついているので、大きさ見てみますか～？？」
3人でキッチンへ出向く。
2級建築士「こちらですね～～♪」
リケ男とリケ子（・・・せっま・・・）
先述の通り、私たちは食洗機のヘビーユーザー。食洗機なしではもう生きられない。 しかしヘーベルハウスのオリジナルマルチアイランドキッチンで付ける事が出来る食洗機は、この時見た浅型のもののみらしい。これでは生活できない。
リケ男「うーん・・・これじゃあちょっと入らないですね。」
2級建築士「え・・・そうなんですね・・・('Д')ではやはりキッチンの近くに今お使いの食洗機を置いて頂いて使う感じですかね・・・。それかこの食洗機に入らないものは、手洗いするとか割り切るとかですかね・・・」
リケ子「（無言で手洗い断固拒否）・・・オプションにしても、これより大きな食洗機って無理なんですよね？？うーん、食洗機は大きさがないと困るんだけどなぁ・・・」
2級建築士「・・・オリジナルキッチンでないのにするとかですかねぇ・・・」
リケ子「オリジナルキッチンは好きなんですけどね・・・食洗機・・・」
2級建築士「もう1回カタログでキッチンの仕様見てみましょうか！！」
全く結論が出ないまま、打合せをしていた部屋に戻る事に。ふと廊下を見ると、噂の「メテオブルー」の外壁サンプルが飾られていた。
メテオブルーの色を確認する
2級建築士「あ！そういえば外壁、メテオブルーか玄武で悩まれてるんですよね！日に当てるとどんな感じになるか、メテオブルーで見てみますか？イメージ付きやすいと思うんです♪♪」
窓側にメテオブルーと玄武の外壁サンプルを置いて色味を比較。
リケ男「メテオブルーって結構青いですね・・・」
リケ子「青の外壁かぁ・・・」
2級建築士「青の外壁ってちょっとって感じですよね（正直）玄武の方がいいですかね～」
メテオブルーの外壁はちょっとないでしょう、という結論が出たところで、2級建築士が片づけを始めた。その時・・・
ポロッ・・・
2級建築士が床に置いてあったメテオブルーの外壁サンプルを持ち上げた瞬間、メテオブルーの外壁が欠けた。
リケ男とリケ子（・・・・やべぇ、この人やっちゃった・・・）
メテオブルー破壊2級建築士（以下略してブルー建築士）「・・・えっ？？？・・・どうしよう・・・私、大変なことをしてしまったかも・・・（汗）」
リケ子「え、あっ、えっと、今のブルー建築士さんのせいじゃないですよ！！（焦）だってほら今、持ち上げただけですしっ！最初から割れてましたって・・・！」
ブルー建築士「・・・お優しいんですね（凹み）」
明らかに気分もブルーなブルー建築士。その後の打ち合わせはキッチンの仕様をさらっと確認するのみで、結局どのキッチンを採用するか、食洗機をどうするかは保留となり打ち合わせが終わった。今日も全て保留で、収穫なし。・・・それどころか展示場のメテオブルーの外壁サンプルが壊れた。こんなペースで本当に打ち合わせが終わるのだろうか（いや、絶対終わらない）。
