リケ男とリケ子の重量鉄骨2階建てヘーベルハウスFREX建築計画

重量鉄骨ヘーベルハウス FREX(フレックス)建築記 2018年11月完成!!!

発泡スチロールで水耕栽培 栽培装置を作ってみたよ

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屋上を活用しないともったいない!という事で、実家に住んでいたころに水耕栽培でトマトなどを育てていた経験があるので、我が家の屋上を水耕栽培ランドにしてしまおうという計画が始まりました。

まずは水耕栽培ランドに必要不可欠な発泡スチロール水耕栽培装置を作りました。見たところ大したものじゃないので簡単に作れると思っていたんですが、いろいろ細部をこだわり始めたら製作時間4時間オーバーの超大作に・・・。その全貌をご覧ください。

水耕栽培装置概要

ベランダゴーヤ研究所さんが公開されている装置を参考に作りました。

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発泡スチロールの容器にハイポニカという、水耕栽培に使える肥料を混ぜた水溶液を満たして、水中ポンプでその水溶液を循環させるという方式。その水溶液に植物を入れてあげればガンガン育つという仕組みです!

発泡スチロール水耕栽培装置製作

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用意した物

  • 水中ポンプRio +800
  • 防藻ホース 内径12mmの物
  • 発泡スチロール箱(なるべく高さが低くて大きいもの)
  • 結束バンド屋外用
  • ビニール袋(箱を覆えるくらいのサイズ)
  • アルミホイル
  • プラスチックカップ
  • 防水粘着テープ(アサヒペンパワーテープ)

以下の物は必要かどうか不明

  • 網目のあるケース右上の物
  • べたかけシート(不織布)

水中ポンプはホームセンターで全然見かけなかったのでAmazonで購入しました。

カミハタ Rio+800 (50Hz)

https://amzn.to/2V7QlMD

 水中ポンプは50Hzと60Hzで商品が異なるようなので、お住まいの地域の電源周波数に合ったものを使用しましょう。

残りの物はカインズで調達。でも、ホームセンターで買いそろえるのは結構大変なのでネットで注文した方が良いのかもしれません。

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水耕栽培の敵はらしい。どうやらこいつに栄養をガンガン吸われて作物が育たなくなるようです。それを防ぐには光を遮断すればいいいらしい。また、太陽光で発泡スチロールケースもボロボロになってしまうらしい。そこで、発泡スチロールケースにアルミ箔を貼り付けることにした。丁寧にやらないとと思うとどんどん時間が経っていく・・・。

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周りも防水テープで綺麗に貼り付け・・・

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ケースにきれいに貼り付ける事が出来た!

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次はべたかけシートで水中ポンプを入れる容器を覆う。これは、ポンプにゴミが入りにくくするためと、ポンプに根っこが絡みついて水を吸い上げられなくなることを防止するためにやってみました。(効果は今のところ不明)

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プラスチックケースを不織布で覆う

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屋外用結束バンドで固定する。

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プラスチックケースの中に水中モーターを入れて発泡スチロールの中に入れる。その時に水中ポンプの出口がどのあたりになるかを確認して、発泡スチロールケースの蓋に印をつける。

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今回はこのような工具を使用して穴をあけていく。ものすごい発泡スチロールゴミが出てくるので近くに掃除機を置く必要がありますよ!

穴をあけるコツは、ゆっくり押し込むこと。力強く押し込むと切断面がガサガサになってしまいます。

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穴が開きました。(ゴミもたくさん出ました)

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ホースが入るか確認します。

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蓋の上にプラスチックカップを置いてどの位置に穴をあけるか確認して、中心位置に印をつけていきます。

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穴が開きました。右上は水中ポンプで吸い上げた水を入れるための穴です。対角線上に来るように開けましょう。

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ポンプとは反対側の所の蓋は大き目にカットします。ここから中の様子を確認します。大きくカットしないと育っている様子を確認できないですよー。

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またまたアルミホイルで発泡スチロールのふたを覆っていきます。この作業が地味に大変。

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あらかじめ穴をあけておいたところのアルミホイルをカットしていきます。

十字に切り込みを入れて内側にいれこむ感じにしてみました。

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育てる培地はスポンジです。

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6個にカットしてみました。

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ハサミで種を入れる穴をあけます。

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良い感じにカップが並んでいます。

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発泡スチロールの容器はビニール袋で覆います。

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一通り組み立ててみるといい感じ。

あとはポンプを作動させればOK。とりあえずカップを外すか・・・

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ベリベリ・・・!!

やばっ。カップにアルミホイルが引っかかって破けかけた。

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防水テープで補修×8か所・・・時間かかるわー

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Rio+800に付属のアダプターを取り付けてホースを接続。内径12mmのホースだといい感じに接続できます!

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しっかり接続できます

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ホースの出口側の側面にはドリルで穴をあけます。(これじゃ小さすぎてダメ)

ここに穴をあけることによって水中ポンプで吸い上げた水に空気を混ぜることが可能になるようです。

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こんな感じで穴を水の流れとは垂直方向に開けると空気が取り込まれます。こうすればエアレーション(ぶくぶく)は必要なくなりますね。当たり前のことかもしれませんが、開けた穴からは水は出てきません。

結局、穴が小さすぎて空気が全然取り込まれないので、ハサミでホースに穴をあけることに。2mm角くらいのはっきりした穴をあけました。

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組み立てて完成!!アルミホイルのカバーに時間がかかって製作時間なんと4時間経過。

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水中ポンプの位置もよさそう。

屋上に水耕栽培装置を設置

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 まだまだ寒い日が続く3月下旬。トマトの赤ちゃんたちが凍えてしまうのを防ぐために簡易温室を用意しました。これは確かごきげん野菜というオンラインショップで購入した物。

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100Wの熱帯魚用ヒーター。26度に保温してくれるらしい。ヒーターで温めた水をポンプで送り出すようにするためにポンプの吸い込み口近くに設置。水をどんどん入れていきます。

冷たい水で容器が満たされました!

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これが完成形!!

ホースは本当は金具を使って折り曲げるのが良いのかもしれないけど、ポンプの能力が十分にあるので今回は防藻対策を重視してこのような形に。

完成してから気づいたんですが、穴がいっぱい空いていてそこから光はいっちゃうじゃん・・・。こんなにアルミホイルをまいた意味あったのかな・・・。

電源の延長は防滴タップ

このシステムの弱点は電気を使う事。電気を使うという事はコンセントが必要。でも、近くにコンセントがないとなると、電源の延長が必要になりますね。間違った延長をすると感電やショートなど危険なことが起こります。

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そんな時に使えそうなのがコレ。防滴タップカバー(ネットで全然見つけられませんでした・・・。)

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中はこんな感じ。別売のコードを購入して入れれば安全に延長できるという代物。

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ヒーターとポンプの電源をつないで・・・

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しっかり封をすれば電源の用意もOK

電源を接続すると・・・

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キターーーーーー

気泡が水面を泳いでいます。

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良い感じに稼働していそうです。あとは、ここに苗の赤ちゃんを入れてあげれば良さそうです。