リケ男とリケ子の重量鉄骨2階建てヘーベルハウスFREX建築計画

重量鉄骨ヘーベルハウス FREX(フレックス)建築記 2018年11月完成!!!

ヘーベルハウスの屋上で巨木トマト ホームハイポニカ303を組み立てた

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屋上で巨木トマトを作るべく、水耕栽培装置でお手軽に入手できる「ホームハイポニカ303」を購入し組み立てました。

巨木トマトとは、その名の通りトマトがまるで大きな木になってしまったかのように見えるから、そのように名付けられたと思われます。

もともと、屋上では家庭菜園をしようと思っていたリケ男は、その巨木トマトというのを見てすぐに思いつきました!

巨木トマトが屋上にあったら楽しそう!

そう思ったリケ男は早速、巨木トマトを作成したメーカーが作っている家庭向け栽培装置「ホームハイポニカ303」を購入しました。

ホームハイポニカ303と自動給水装置

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段ボールに入っているのが、ホームハイポニカ303で、その上にあるのが自動給水装置です。

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ホームハイポニカ303は協和株式会社という会社で製造されています。

自動給水装置

自動給水装置は必須のアイテムです。以前、同じく協和株式会社が製造している果菜ちゃんという、こちらも水耕栽培装置を使用していたことがあります。

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これを使ってトマトを作っていた時なんですが、夏になると毎日水が空になっていて、ハイポニカ水溶液を毎日作って補給して・・・という作業をしていてとても大変だったんです。

なので、横にタンクを置いてサイフォンの原理を利用してタンク容量を増やして使っていましたが、これでも頻繁にハイポニカ水溶液を供給しないといけない状態になっていました。

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しかし、ホームハイポニカ303はこの自動給水装置を取り付けることが可能なんです。これを使用すれば水やりからは結構解放されそうです!

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仕組みはいたって簡単。トイレのタンクのミニチュア版です。自分で作ることも可能ですが、このクーラーバッグ、金具の組み合わせなどを探す+通販での送料などを考えると、購入してもいいのではないかと思えてきます。

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この水位を調整しているボールタップはこのような記号が刻まれていました。

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側面はこのようになっていて、下側がホームハイポニカ303に接続。上側は蛇口・またはホームハイポニカ水溶液タンクに接続します。

たったこれだけですが、これで毎日のハイポニカ水溶液作りから解放されるとなると考えると、とっても便利で楽になるアイテムです。

これがホームハイポニカ303だ!

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早速箱を開けていきます!

段ボールで隠れています・・・。

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段ボールをめくると発泡スチロールが出てきました。トマト用とその下には葉物野菜用が入っています。

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葉物野菜用は穴が沢山開いています。

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穴の間隔は7~8cmくらいでした。コンパクトな野菜なら穴全部に植えても大丈夫そう。実際に水耕栽培プロトタイプで育てている小松菜とチンゲン菜のサイズを調べてみたところ、

小松菜:10cm

姫チンゲン菜:20cm

 このくらいの間隔がないといい感じに育たなさそうです。チンゲン菜広がりすぎ!!!もう少しコンパクトになってほしい(広がらないで上に伸びて!!)

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発泡スチロール製マルチを取り出すと、栽培槽と葉物野菜用スポンジがあります。右上には水位調整管があります。

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これは葉物野菜用のスポンジ。食器を洗うためのスポンジと比べて柔らかいです。

切れ目が入っていて種を植えればそのまま使えるような設計になっています。

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その他付属品はこちら。

左下の、計量カップが地味に便利です。ハイポニカ液肥を計量するときに大活躍です!

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側面にはロゴが・・・

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双葉が良い感じ・・・

 

えっ・・・

 

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あれっ・・・。ホームハイポニカって・・・

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発泡スチロール!!!

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発泡スチロールにシールが貼ってあるだけ・・・。これ結構高かったんですよ。なのにこのクオリティ・・・。どのくらい使えるんですかね・・・。

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この側面の白くて丸いものを外して、自動給水装置に接続します。これを忘れて、水を入れるところまでしてしまうと、もう一度水を抜いてやり直しになってしまいます。(購入した方で数名の方が水を入れるところまで進んでから気づくという・・・)

なので、水を入れてもすぐに気づくように、この栓はすぐに抜いておきましょう。

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発泡スチロールの内側には、遮光できそうな素材の水槽が入っていました。

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栽培槽の端にはこのような管があって、水位を調整できるようになっています。

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こんな感じで6段階に分かれています。最初は1番に設定して、その後根っこが成長してくるにつれて6番まで下げていきます。

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ハイポニカ水溶液供給部にもダイヤルがついていて、流量の調整が出来ます。

取扱説明書に、経過日数と水位・流量の設定がのっていました。

経過日数 0 10 17 24 31 45 59
水位 1 2 3 4 5 6 6
給液 1 1 1 1 2 3 4

日数が経つほど、水位を低く、流量を多くするようになっています。

これがおいしいトマトを作る秘訣ですかね?

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設置したのは4月上旬。まだ寒い日がある時期なので、ヒーターを使ってハイポニカ水溶液を温めてあげることにしました。

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こんな感じでヒーターが保護されています。

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ポンプのそばに入れて使います。

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ホースの直径は15mmと思われます。

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ホースの留め具を差し込んでから

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本体に差し込みます。そのあと、バンドで固定します。

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下の穴の隙間が気になるので、エアコンパテで・・・

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埋めてみました。光が入りにくくなったはず!

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本体と自動給水装置を接続します。しっかりバンドで固定しましょう。

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本体の蓋が飛びそうなのでひもで固定します。

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今回はガーデンハウスという温室も購入しました。

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こんな感じに広がるので、トマトのふたばを強風と寒さから守ってくれます。

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ヒーターもこの位置に設置して、寒さから守ってあげます(必要?)

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ポンプにノズルを接続して

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完成!

注水開始

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自動給水装置は、一般的な屋外用水道ホースの接続ができるようになっているので、このタカギのホースを使用して

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このように接続します。

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水がどんどん溜まっていきます。

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ある程度水が溜まってきたら、ポンプの電源も入れて全体を循環させます。水が満タンになったので次へ進みます。

ハイポニカ液肥投入

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今回購入したEC計で水を測定してみると、約250uSと出ました。ここにハイポニカ液肥を投入していきます。

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ハイポニカA液を50ml

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ハイポニカB液も50ml

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ちょっと多いので微調整してから投入します・・・。

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説明書通りの500uS増えました。

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2000uSくらいでスタートしたかったので、もっと投入して最終的に2100uSに。

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マルチからの光を防止するために、アルミホイルを敷いて(右上は水位調整管があるところなので塞げず・・・。)

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フルティカを植えて完成!!

フルティカはとっても美味しいトマトらしいので、そのトマトが巨木トマトで沢山収穫出来たらうれしいですよね。

これからどんな風に成長していくのでしょうか?楽しみです!!