値引き交渉のネタはこれしかない!!
ヘーベルハウスの家を建てる事はもう心に決めたものの、リケ男は何をネタに価格交渉をしようか迷っているようだ。
リケ男(・・・あれだ!!!)
ヘーベルハウスが「土地の情報を他のメーカーには教えてないで」と言っていた事を思い出したリケ男。その約束をこちらは守ったのだから、ヘーベルハウスも誠意を見せてほしいと価格交渉を迫る事にした。ちょうどそのタイミングで電卓店長とさわやか営業マンが戻ってきた。
さわやか営業マン「・・・リケ男さん、リケ子さん、私たちにヘーベルハウスのお家作りをお任せいただけませんか!!??(3回目)」
もう決めているのにしらばっくれるリケ男。
リケ男「間取りは結構気に入ったんですけれど、値段ですよね・・・それ次第かなぁって。」
電卓店長「そこは45周年ファイナルキャンペーンで、屋上と床暖房をサービスいたします!何とか!!!!」
それだけではまだまだ不満そうなリケ男。
リケ男「今日レスコハウスに行った時に、土地の紹介をしてもらったんですけれど、中々いい土地がなくって。だからヘーベルハウスに紹介を受けた土地を教えて間取りを作ってもらう事も出来たんですけれど、さわやか営業マンさんと約束した事を思い出して、伝えるのをギリギリのところで踏みとどまったんですよ・・・!(首のところで踏みとどまったとジェスチャーでアピール!!)」
電卓店長「えっ、ギリギリのところですか!!!」
電卓店長も首のところで止まったというジェスチャーをする・・・
リケ男「そうなんですよ!!ギリギリのところで!!!」
何故かジェスチャーゲームのようになっている電卓店長とリケ男。ギリギリのところで思いとどまって頑張ってやったんだから、お前らも値段で頑張れよと暗に伝えているリケ男。
さすが展示場の店長だけあって、よく分からないジェスチャーゲームでもその意図は伝わったようだ。
電卓店長「・・・分かりました。必ず頑張らせていただきます・・・!!」
そう言うと白紙とペンを取り出した電卓店長。
電卓店長「・・・この金額でいかがでしょうか・・・!!!」
その値段は以前ローンシミュレーションで電卓店長が叩き出した額で、当時は家を買う気なんて更々なかったリケ男とリケ子が「まぁこれくらいなら払えるかな」と適当に言った額だった。
ただ金額としては今の家賃にプラスアルファしたくらいの額。これであれば多少ホテルバイキングを我慢すれば買えるだろうという金額だった。しかも45周年キャンペーンの恩恵を受け、屋上と床暖房の分が無料。かなりサービスされた金額である事は間違いなかった。
ただここで本当に決めてしまって良いのだろうか。
焦らし作戦を始めるリケ男
何となく契約を取り交わすまでの期間を延ばしたい。電卓店長とさわやか営業マンを焦らせるだけ焦らしたい。そうだ、レスコハウスから見積もりをもらう事になっているという事にしよう!!
リケ男「レスコハウスからの見積もりが木曜日くらいに出る予定なんですよー(はったり)なのでそれと比べて決めたいなーと思っているんです。」
ちらっと横を見たリケ男。なんとリケ子は「は?コイツ何言ってるの?ついにおかしくなった?」みたいな顔をしている。
リケ子「ねぇ、ここにしよう。私、ヘーベルハウスに住む。」
電卓店長とさわやか営業マン「!!!ありがとうございます・・・!!!!」
このままでは電卓店長の思うがままだ。もうこうなったら、返事をする日を先延ばしにするしかない。
リケ男「あのぉー、やっぱり返事をする日って大安が良いじゃないですか。だから次の大安まで待ってもらってもいいですか?」
急いで手帳を開く電卓店長とさわやか営業マン。またリケ子は「は??」といった顔をしている。そう、我々は日取りなんて迷信めいたものに一切興味はない。
電卓店長「え・・・お返事ですか?ハンコを押す日が大安が良いって方はいらっしゃいますけれど・・・ハンコじゃダメですか・・・?」
リケ子「もうそうしよう、ハンコでいいでしょ(睨)ヘーベルハウスに決めた。」
さわやか営業マン「それでしたら大安は次の金曜日ですね。その日に契約を頂くという事でいかがでしょうか!!!!(焦)」
リケ男の作戦はあえなく失敗。ただ契約する日まで時間を稼ぐ事には成功した。気づいたら、もう夜の10時を過ぎている。リケ子もヘーベルハウスで家を建てることに納得しているようなので、いったん引き下がることに。
家で冷静に考えるといろいろ要望が出てくる
家に帰ってから、本当に希望の家なのか間取りをじろじろ見ながら考えるリケ男とリケ子・・・冷静に家づくりブログを見ていると、他にもほしいものが出てきてしまった・・・。こうなったら、とりあえずメールで希望を送ってあの金額に収まるように値引きをしてもらう。
リケ男「窓は全部防犯遮熱ガラスで。」
リケ子「洗面台はホテルライクにしたいんで、絶対に住友林業クレストの一番広い洗面台で。」
リケ男「浴室に乾燥機は絶対につけてください!」
リケ男「あ、もしかしてキッチンにビルトインガスオーブン(リンナイ)を付けられたりしますか?それも付けてください。」
メールでリケ男とリケ子の希望を送信!!!
・・・
さわやか営業マンからの返事
「すべての希望を叶えるのは難しそうです・・・、ちなみに、追加のご希望ってそのくらいでいいですかね・・・??汗」
あー、もう契約するって言ってしまったから、さわやか営業マンのやる気が全く感じられなくなってる・・・。伝えるタイミング遅かったか!!
電卓店長「・・・なんとかこの金額に収めてまいりたいと思います!!」
この前の打ち合わせの時の電卓店長のこの言葉の時から、プラス60万くらい追加になっているはずだ。果たしてさわやか営業マンは頑張ってくれるのだろうか・・・