リケ男とリケ子の重量鉄骨2階建てヘーベルハウスFREX建築計画

重量鉄骨ヘーベルハウス FREX(フレックス)建築記 2018年11月完成!!!

ヘーベルハウス2つ目の間取りも問題発生

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土地情報を気にするさわやか営業マン

翌日、この日はヘーベルハウスから新たな間取りの提案を受ける日だった。前の週にヘーベルハウスが寒くない事を目の当たりにしてから、一気に気持ちがヘーベルハウスに傾き、この時点でヘーベルハウスとレスコハウスはほぼ互角だった。大手のハウスメーカーである事や設備などを考えると、ヘーベルハウスが優勢。

レスコハウスについては空調設備(Z空調)をはじめ、設備についてはまだまだ未知な部分があるものの、営業の雰囲気から行けば断然レスコハウス。ただ私たちは営業が良いからという理由だけでハウスメーカーを選びたくなかった。

建てようとしているのは長年にわたって住む家。もちろん窓口になる営業担当者の人柄は大切だとは思うが、それ以上に大切なのは、「私たちにとって、より良い家をどちらが作れるか」だ。構造や設備などすべてをきちんと比較してから答えを出そうと思っていた。

ヘーベルハウスのモデルハウスに到着すると、早速間取りを見せてもらえるかと思っていたが、まず初めに土地の話をされた。

さわやか営業マン「あの土地なんですけれど・・・ほかのハウスメーカーに教えたりとかは・・・されていないですかね?

前週のさわやか営業マンとの約束通り、私たちはレスコハウスに数珠から紹介された土地については一切教えていなかった。レスコハウスのオバちゃん(営業担当者)も良い土地を見つけると意気込んでいたため、そちらに期待をしようと思っていたからだ。

レスコハウスへは一切教えていない事を伝えると、さわやか営業マンはホッとした様子だった。ちなみにあの土地はまだ他の展示場にも情報は解禁されていないようで、まだ誰のものにもなっていなかった。

お互いに状況を確認した後は、間取りのお披露目だ!

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リケ男・リケ子「・・・この土地じゃありません・・・
さわやか営業マン「・・・ぇぇぇええええええええええ!?!?!?

前週にあれだけ言ったというのにまた北側の土地で間取りを作ってきた。さわやか営業マンは前週きちんと手帳にメモをしていたはず。そんなに私たちに北側の土地を買わせたいのか

さわやか営業マン「あっ・・・で、で、でも、と、土地は違うかもしれないですが、た、た、建物の方は入りますので・・・ちょっとあのー、えっと、紹介させてもらってもいいですか・・・?

かなり動揺しているようだったが、さわやか営業マンは引き下がらなかった。それどころか、私たちが頷くと一気に持ち直し、普段通りの調子で説明を始めた。やっぱりこの人は鋼メンタルだ。

初めて、正確に言えば二つ目(というか土地が違うので正確にはカウントすらできない)の間取りは中々だった。そこまで大きな希望は伝えていなかったが、バス見学会で新築宅の2階リビングに私たちが惹かれていた事を覚えていたのだろう。

その間取りも2階リビングが取り入れられていて、お風呂や洗面などの水回りも同じく2階。1階には主寝室と子供部屋になるであろう部屋が2部屋。まだ今は二人暮らしを楽しんでいる今の私たちにとっても魅力的な間取りだったが、将来的な事を考えても使いやすそうな間取りだった。

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設計を担当したのは女性の設計士の方のようで、玄関に飾り棚などが付いている女性目線も取り入れた間取りだと、さわやか営業マンが説明してくれた。リケ子は飾り棚にはあまり興味を持ってなさそうだったが、間取り自体に好印象を抱いているのは確かなようだった。

さわやか営業マン(鋼メンタル)「いかがですか!?・・・

リケ子(なかなかいいかも・・・)

リケ男「・・・ちょっと違いますね。

リケ子(・・・また出た。てか絶対“ちょっと”じゃないでしょ・・・。)

リケ男は実にこだわりが強い。思い返せば結婚式の時もそのこだわり故に、他のカップルの3,4倍は打ち合わせを重ね、納得するまで打ち合わせが終わる事はなかった。

この先も家づくりにおいてこのこだわりが数々の波乱を巻き起こす事になるのだが、その時はまだ誰も(リケ子以外)そんな事を知る由もなかった。