リケ男とリケ子の重量鉄骨2階建てヘーベルハウスFREX建築計画

重量鉄骨ヘーベルハウス FREX(フレックス)建築記 2018年11月完成!!!

初めての間取りは即却下

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土地を見に行った後はさわやか営業マンの車で展示場まで戻った。

さわやか営業マン「あの土地結構よかったですよね。それで、ちょっと間取り作ってみたんですよ。」

そういって見せてきた間取りは・・・

北側の土地だった。

リケ男「南側が良いんですけど・・・

さわやか営業マン「そうですよね。日当たり良い方が良いですよね。」

あらかじめ土地の情報を数珠とヘーベルハウスで共有して間取りを作成していたようだが、気に入った土地が異なる方だったため、間取りは作り直しとなった。

さわやか営業マン「あ、そうだ。土地の事なんですけど、もし宜しければこの前の事みたいにならないように申し込みだけしておくというのはどうでしょうか?」

たしかに、その土地は建築条件なしの好きな建物が建てられる土地だった。だから、土地だけを押さえて建物はレスコハウスパルコンで建てることだって出来るわけだ。

リケ男「そうですね。お願いします。」

これで、あの土地の1番手は確実だ!ただ、ヘーベルハウスからは、あの土地は数珠が頑張って探し出した土地だから、他社には見せないでほしい・・・。と頼まれた。数珠が土地を見つけてきた事も含めて、ヘーベルハウスを評価してほしい、とも言われた。他のメーカーで迷っている事を知りながらこの取引、さわやか営業マンも中々姑息な手を使う。

リケ男(と、言うことは、土地を見せてレスコハウスかパルコンにするか、もしくは見せないでヘーベルハウスの値引きを期待するか・・・。こんな駆け引きをする必要がありそうだ。)

この日の時点では気に入った土地での間取りが作成されていなかったため、間取りの話はそれ以上もちろんできなかったが、いつの間にか電卓店長も登場し、さわやか営業マンと二人で私たちの説得が始まった。ヘーベルハウスがいかに災害に強いか、初期費用は確かに他のメーカーと比較しても安くはないが、30年間保証があるため、費用対効果は抜群だという事・・・。

30年保証をよく話題に挙げてくるが、ヘーベルハウスについてはこの点がとても気になっていた。もちろん保証が30年間続くのであればそれに越したことはないが、本当なのだろうか。

実は今の前に住んでいたアパートで、不動産屋が作ったゴミ契約書のせいで、退去時にトラブルになった事もある私たち。ここでは詳細には触れないが、ゴミ契約書上には明記がなかったため、最終的に「言った」「言わない」の争いになった事がトラウマだった。

この30年保証だって、どうせ適当な事を口で言って、契約を取らせようとしているのだろう、そう思っていた私たち。今こそヘーベルハウスの化けの皮が剥がれる時かもしれない。

リケ男「30年保証が分かるような、契約書の文言とかって見せてもらえますか?」

そう言うと、さわやか営業マンは嫌な顔ひとつせず、むしろ自信満々にご提供します、と言った。数分後、モデルハウスとは別の場所にある事務所から、契約書の文面が書かれたFAXが届いた。

ずらーっと並んだ文字。どれに対してもきちんと保証期間が記載されている。すべてが30年保証ではなく、基礎・柱・外壁パネル・床パネル・屋根パネルや室内の雨漏りなどは30年保証だが、他は場所によって10年2年など様々だった。

・・・30年保証は嘘ではなかった。これが本当であれば、他のメーカーと比較した時に、確実なアドバンテージになるはずだ。契約書の文言を見ながら頷いている私たち。そんな様子を見て、さわやか営業マンは身を乗り出して一言。

さわやか営業マン「・・・リケ男さん、リケ子さん!お家作りを私たちにお任せいただけないでしょうか??(捨て身)」

リケ男「・・・いやまだですね。間取りも見ていないですし。」

30年保証が事実だったことに心を奪われたのは事実だった。ただ今は結論を出せない。一世一代のプロポーズを断る気分ってこんな感じなのかな、と若干申し訳なさを感じたのも事実だったが、さわやか営業マンは自分でも捨て身である事は十分自覚していたようで、あっさりと立ち直っていた。メンタルが強くないとこの仕事はできないようだ。

もちろんこの日結論は出なかった。次回までには気に入った方の土地での間取りを持ってくるからと言われ、翌週の約束をしてその日はモデルハウスを後にした。

レスコハウスに土地を紹介してもらうまでの1週間。もう一度ヘーベルハウスの口コミを調べるが、寒い・気密性が低いという情報以外はそんなに悪そうな情報は見当たらなかった。

それに対して、レスコハウスは社名が色々と変わって、今は桧家住宅グループに属している。社名が変わるだけならいいが、会社自体がなくなってしまったら困ることになりそうだ。その点が不安である・・・。一時期は捨て駒にしようと思っていたが、歴史のあるヘーベルハウスは捨てがたかった・・・。