前回、杭を土地に打ち込む地盤改良工事が無事終了し、次は基礎工事へと移ります。差し入れしつつ、写真を撮影してきたのでご紹介します。
杭が沢山打ち込まれていた
基礎のところをよく見ると四角い板が至る所に置いてあります。これは杭を地面に打ち込んだ場所を示しています。
鉄筋は杭の真上に来るように設置されていきます。重量鉄骨だから鉄筋の数が比べ物にならないくらい多いですね。
鉄筋の設置工事はほぼ終わりのようです。
重量鉄骨の柱を支える部分は他のところと比べてかなりゴツイ鉄筋が組まれています。工事を担当している方によると、これらの鉄筋は全て工場で加工されていて、現場では組み立てるだけとのこと。どの場所にどれを使うのかまでしっかり指定されているとのことで、間違いようがなさそうです。
配管を通すところはあらかじめパイプを通しておくみたいです。その周りも鉄筋で囲われていて、強度が高められている感じがします。
鉄筋の設置が完了したら、その周りを枠で囲っていきます。この枠はヘーベルハウス専用とのことです。写真だとわかりずらいんですが、基礎の大きさが全然違います。周りの家(木造)の建築中の基礎の2倍くらいありそうな幅で、圧倒的な強さを感じます。
リケ男「いやぁ~、なんかゴツイ基礎ですね。」
基礎職人「2階建てでこの仕様ってめったにないよー。使う材料もDXと比べて多いし大変だけど、いい家が出来そうだわ!!」
DXはおそらく軽量鉄骨仕様の事だと思われます。作るのが大変という事はしっかりした基礎の表れでしょう。
重量鉄骨の柱を固定するボルトも設置されました。このボルトもものすごく大きく感じます。(実物は展示場で見ることができますよ)
基礎の枠が完成したら歪んでいないか確認します。この時は工事課のフライングヘーベルから連絡があり、立ち会う事が出来ました。
フライングヘーベル「あー、ちょっとずれてるなー。直して!」
基礎職人「これでどうでしょう?」
フライングヘーベル「おっ!いい感じ!ピッタリだ。」
見に行ったからかは分かりませんが、設計寸法ピッタリになるように微調整してくれました。(みなさんも無言のプレッシャーをかけましょうw)
コンクリート打設開始
基礎の枠が完成したらいよいよコンクリート打設です。
この日は真夏でとっても熱い快晴の日でした。フライングヘーベルは早朝に今日打設するかどうかの判断をしているようです。(早朝からお疲れ様です)
鉄筋の隅々までコンクリートが行き渡るように丁寧にコンクリートを流し込んでいきます。
丁寧にコンクリートを詰めていきます。(職人さんの足のサイズと基礎のサイズ感分かるかな~w)
両足が乗せられるくらい幅が広い!
コンクリート養生
打設が完了したらシートをかけてじっくり養生します。養生期間は1週間くらいとのことです。
型枠が外れていた
約1週間後
工事現場へ向かうと基礎の型枠が外されていました。デカイ!でかすぎる。思わず周りの工事中の家の基礎と見比べてしまいます。やはり2倍くらいのサイズ感。これは凄い!
基礎の異変を発見
基礎をじっくり見ているとなんだかここに違和感を感じます・・・。
これはいったい・・・
カメラのズームと棒を駆使して撮影(自撮り棒持っててよかったー)
ぬぉおおおーー!!基礎が割れてる!
速攻で工事課のフライングヘーベルへ写真を送付。
リケ男「基礎が割れているように見えます。このままだと床がガタガタになりそうなんですけどどうなんでしょう??」
・・・
するとフライングヘーベルから丁寧な回答がありました。
フライングヘーベル「この部分は、基礎の上を平らにする基礎とは別のコンクリートになります。たまに割れてしまう事がありますが、すぐに直すのでご安心ください。」
どうやらすぐに直していただけるようです。
この部分だけ修正されていました。ここが固まれば基礎工事は完了です。次回はいよいよヘーベル版が飛ぶ!?です。
前回の工事はこちら