リケ男とリケ子の重量鉄骨2階建てヘーベルハウスFREX建築計画

重量鉄骨ヘーベルハウス FREX(フレックス)建築記 2018年11月完成!!!

ヘーベルハウスの展示場を回りまくったら、ヘーベルハウスのパターンが見えてきた。

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展示場のヘーベルハウスは基本的に大きい

ヘーベルハウスについて、さらに詳しく知りたくなったリケ男とリケ子。埼玉と東京の展示場を片っ端から見学した結果、大体共通点が分かってくるようになった。

展示場のヘーベルハウスを見ると、おしゃれで広くて快適そうなイメージがある。これと同じサイズを建てようとするとかなり広い土地が必要になる。そもそも、なぜ展示場のヘーベルハウスは広く作っているのだろうか?

そんな広い家では、殆どのお客さんが建てることができない。つまり参考にならない間取りのモデルハウスはなぜ作られていくのか。それはひと部屋に滞在するお客さんに関係があるようだ。もちろん、都内の高級住宅街付近にある展示場であれば、お金持ちのお客さんが多いためそのままのサイズで建てることができる方もたくさんいるだろうが、そんな人はひと握りのはず・・・。

1.部屋のサイズは広めに

 お部屋のスペースをある程度取らないと、お客さんが2組・3組と増えてくるとお部屋の見学が難しくなってくる。部屋を見ることができなかったらモデルハウスの意味がない!

2.くるくる回れる間取り

 お客さんを連れて展示場を案内することになるが、行き止まりの構造になっているとお客さんがたくさん来てしまうと詰まってしまう。くるくる間取りになっていれば案内もスムーズ!

3.廊下も広めに

 展示場のモデルハウスは廊下も標準より広くしている。お客さん同士が簡単にすれ違えるようにという配慮がされている。

4.2世帯住宅推し

 ヘーベルハウスは基本的に3階建ての重量鉄骨FREXが多い。ヘーベルハウスは2世帯住宅を推しているので、キッチンやお風呂などが必ず2つは設置されている。沢山の種類を確認したい場合に有効と思いがちだが、最新のものが設置されているわけではないので注意が必要。

以下はよくある会話の流れ(例)

リケ子「この洗面台いいなー素敵~♪♪」

営業マン「この洗面台、もう標準から外れちゃってるんですよね。この展示場もう建ててから5年は経っているので・・・」

リケ子「・・・( ゚Д゚)

玄関エリアのパターン

玄関エリアのパターンは、基本的に下駄箱・シューズクロークのセット。さらに、季節に合わせて装飾をされたラム君がお出迎え。玄関の正面は、木か石を貼ったオシャレな壁がある。

東京デザインオフィスが絡んでいる豪徳寺や金町の展示場は玄関土間が広く、オシャレな雰囲気はあるが採用されるケースは少ないだろう。(だって、玄関土間よりお部屋が広い方が良いですよね?)

階段エリアのパターン

階段はワイドロングの広いタイプと、1坪タイプの2種類の階段が設置されていることが多い。これは、展示場で標準の階段を紹介するために両方を設置しているものと思われる。

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ヘーベルハウス 実例集

階段の下は必ず収納になっている。さらに収納は2種類あり廊下と同じ高さの収納と、床下げ収納がある。そして、展示場は床下げ収納になっていることが多い。この床下げ収納は約10万円で追加可能だが、土地の水位が高い位置にあると採用できないことがある。(リケ男とリケ子の家は採用不可。周りより標高高いのになぜ?!?!)

営業マン「見てください。階段下の収納こんなに広いんですよ!!」

リケ男「あ、はい。」

どこに行ってもこうなるので、正直リアクションに困るわ!!(展示場に行きすぎた為というのも一因ではある。)

1階のリビングは落ち着いた雰囲気

基本的に2世帯住宅になっているヘーベルハウスの展示場。1階のリビングは親世帯の住まいとなっている。落ち着いた重厚感漂うダークな印象のリビングが多いイメージ。床の色もダーク系。ゆったりしているソファー。そして大き目のダイニングテーブル。子世帯と一緒に食事ができるように大きめにしているらしい。

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ヘーベルハウス実例

そして、注目すべきはリビングクローク。リビングの一部を壁で仕切って収納庫にしてしまうもの。その分リビングが狭くなってしまうが、大抵のものが収納できるので採用した方が良いのは間違いないだろう!

そして、そのリビングクロークの壁がテレビコーナーになっていて、エコカラットや石などを貼り付けておしゃれな雰囲気を演出している。さらに、リビングがダウンフロアになっていることが多い。(これも、土地の水位が高い位置にあると採用不可。)キッチン・ダイニング・リビングで視線の高さを変えることによって、空間が広がって見えるとか・・・

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所沢駅前展示場

2階リビングは子世帯で明るい感じ

2階のリビングは基本的に白っぽい色の床材を使用。そしてベランダは広々したそらのま仕様。そらのまの壁はアルミ製のルーバースクリーン。反対側はスカイウォール(FREXのみ採用可)が多い。

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大宮展示場 スカイウォール

ちなみに、スカイウォールというのは塀の高さが1.8mくらいで外からの視線を遮断しつつ明かりが取り入れられる塀の事。

展示場によっては、2階リビングもダウンフロアになっていることがある。天井高が2.4mから2.7mと高くなり広々とした空間が広がる(FREXのみ)。ちなみに、キュービックや新大地の方がダウンフロアのようなものが欲しいとなると、よりさらに床の高さを下げ、天井高3.2mのクロスフロアというものもある。

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ステップボックス クロスフロア

2階のその他の部分は構造についての紹介などが多い印象。

3階は子どもスペースとアウトドアリビング

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さいたま展示場

3階は子ども部屋になっていることが多い。特に広々とした空間になっていて遊ぶのにぴったり。そして、広々としたベランダがあり、バーベキューなどができるスペースがある。3階を部屋で使っているところは4階を屋上にしていることもある。

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川口展示場

ちなみに、屋上でバーベキューというのを推しているように見えるが、炭火で行うことはお勧めしていないようだ。炭火で行うと割れた熱々の炭が飛んでいき、屋上防水を溶かしてしまうことがあるからだ。

こうして発生した雨漏れは保証対象外となる。そのためガスや電気で行った方が安全かもしれない。

最近のヘーベルハウス展示場はちょっと違う

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葛飾・金町展示場

ここまで、展示場のヘーベルハウスの共通点を紹介してきたが、金町のフレックスレジデンスや、所沢駅前展示場などかなりこだわった造りでおしゃれ!真似したい!でも高くて無理・・・という展示場もある。高くて採用するのは無理・・・ではあっても、その中に真似できるポイントも必ずあるはず。同じパターンだから行かなくていいやと思わず、数多くの展示場へ足を運ぶことが重要だ!