リケ男とリケ子の重量鉄骨2階建てヘーベルハウスFREX建築計画

重量鉄骨ヘーベルハウス FREX(フレックス)建築記 2018年11月完成!!!

家を建てるきっかけは突然やってくる

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家を建てるきっかけ

私たちが家を建てる事を考え始めるきっかけは突然やってきた。

その時、私たちは賃貸のマンションに住んでおり、いずれ家は建てるかもねくらいの気持ちで、特に貯金もせず、給料のほとんどを趣味の海外旅行やホテルビュッフェに費やしまくっていた。

そんな私たちだったが、ある日実家(リケ男側・戸建)の2階の部屋で昼寝をしていたところ、天井が不自然に近づいている事に気が付いた。

天井が落ちてきている!!

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その部屋は、私たちが結婚するまでリケ男が使っていた部屋で、今は殆ど誰も使っておらず、掃除をするために部屋に入る事はあっても、天井を見る機会なんてほぼなかった。

その日はたまたま昼寝をしようと寝ころんだため、天井の異常が発覚した。すでに天井のクロスにはパックリと亀裂が入っている状態で、その様子は天井が落ちてしまってからしばらく時間が経過している事を物語っていた。

のんきに昼寝をしようとしていたものの、そんな場合ではなくなった私たちは、急いで1階にいる両親に天井が落ちてきている事を伝えた。リケ男の実家はその時点で築25年。地震に強いと謳っている某有名ハウスメーカー(現パナソニックホームズ・旧パナホーム)で建てた家だった。

天井が落ちている事実にショックを受けている両親を横目に、私はひとまず某ハウスメーカーのお客様相談室へ電話した。

受付嬢「お客様の地区を担当しているメンテナンス部署から連絡をさせていただきます」

受付嬢は何やら呑気な様子。案の定、メンテナンス部署からは1時間待っても連絡が来なかった。もし天井が落ちてしまったら?大怪我をしたり、最悪の場合命を落とす事だってあり得る。まさか急ぎでの対応が不要だと思っているのだろうか。

居ても立っても居られなくなった父が営業担当へ電話をした。

営業担当「こちらからもメンテナンス部署に連絡をします」

先ほどと同じ回答。ただこの営業担当とは新築時からもう25年の付き合い。先ほどの見ず知らずの受付嬢よりも明らかに信頼できる。受付嬢からは一切折り返しの連絡がなかったが、営業担当からはすぐに連絡があった。

営業担当「それが・・・メンテナンスの部署の担当者が捕まらなくて、明日になりそうなんですよー。それまでは危ないので、お部屋には入らないようにしてください!!」

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明日・・・?こんな一大事だと言うのに明日でいいと思っている・・・??
モヤっとはしたものの、メンテナンスの担当者が捕まらないのは仕方ないのかもしれない。

ここで、天井が落ちた部屋に天井の点検口がある事に気づいた私。そこから天井の内側を見れば、天井が落ちた原因が何かわかるかもしれない。中に入ってみると、屋根から天井を吊るしている木が外れている・・・。
しかも木がずいぶん細い…これで地震に強いなんて言えるのだろうか。

とりあえずその日は落ちてしまった天井を、脚立とクッションで天井がこれ以上落ちないよう固定し、実家を後にした。

先述の通り、パナホームの家は「地震に強い家」を謳っている。地震大国の日本において、地震に強い、耐震などを売り文句にしている住宅メーカーは多いはずだが、パナホームはその大手中の大手。そんなメーカーでも天井が落ちるなんて・・・。

本当に地震に耐えられる家とはどんな家なのか。そもそも家の天井が落ちるなんてあり得るのか。

そんな疑問を抱いた私たちは最寄りの住宅展示場へと足を運ぶ事になった。